映画『ビームマシンで連れ戻せ  テレポーテーション大作戦』感想

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うん!邦題がダサい!笑

タイトルから醸し出される危険なかほりに釣られて観てみたのですが、想像よりも味のあるB級映画でした。

たとえるなら、食べるものが思いつかなくてジャンクフード食べた時のような…???

たまにはいいなー!って気分になる映画です。

でもタイトルのわりに舞台背景には当時のドイツの薄暗い姿も見え隠れして、ただのおバカ映画では済まない部分もあります…!

そして私はこの映画から、邦題からは想像もつかないような学びを得てしまったのです!

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ざっくりあらすじ

舞台は1980年代のドイツ。

当時は壁によって東と西に分断されている状態で、国境には恐ろしい警備隊もいます。

主人公のリケは東側。ベルリンの近郊に住んでいます。

宇宙に憧れていて、大好きな叔父マイクと一緒に衛星を制作していました。

もちろん、そのたびに警備隊にちゃかぽんに怒られてしまいます。

自由を求めて西へ逃亡する人々が相次ぎ、とうとうマイクもリケと離れ離れになってしまいます。

大好きなマイクを連れ戻すために、リケは大胆なアイデアを思いつきます。

「ビームマシンでマイク叔父さんのところに行って、連れて帰る!」

警備隊の妨害をはじめ、たくさんの困難に見舞われながらも、リケたちはビームマシンを完成させます。

しかしこのビームマシンは予想外な方向に作動し、無関係な大人たちや両親を国境の向こう側に飛ばしてしまったのです!

困惑するリケたち。

しかしビームマシンの起こした混乱は、なんとベルリンの壁の崩壊へつながるきっかけとなるのです…!

子供たちの行動力見習いたい

この映画通して感じたことは、この一言に尽きます。

行動力が凄まじいね!!!

下手をすれば逮捕されたり殺されるかもしれないのに、リケたちは次々に解決策を探して行動に移していくんです。

一方で大人たちは、社会に文句をつけたり、ここから逃げたいと言ったり、どうしようもないと言ったり、酒を飲んだり、ただ現状を嘆いて不平を言うばかりです。

そしてリケたちがマシンを作ろうとすれば、警備隊は「逮捕されたいのか」と脅しにかかります。

リケを応援する大人もいましたが、彼女をかばって捕まっちゃいました…。

子供って、迷ってる暇があれば動くんですね。

思いついた!
行動!
失敗した!
邪魔が入った!
次の手はないか?
思いついた!
行動!

こんな感じ。

この中に(失敗したらどうしよう…)がありません。

とくにリケにはまったくなかったですね。

「迷っている時間が最も時間の無駄だ」という言葉を聞いたことがあります。

周りが不平不満を言っている間にもリケは前に進み続けているんですよね。

リケのビームマシンという発想はなかなかぶっ飛んでいますが、重要なのは彼女のアイデアよりも行動力だと思います。

できるかできないか考えていても何も得られない。やってみよう。できなかったら別の手を考えよう。

そんな簡単なことなのに、私たちは大人になるにつれてできなくなっていくんです。

みんな昔は子供だったので、本当は今でもできるはずなんだけど…

なんでだろね?

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大人たちによる「ひそかな承認」

リケの研究や発明を、警備隊以外の大人は特に止めようとしませんでした。

父親はリケと喧嘩していましたが、別に物を取り上げたりするわけでもありませんでしたし…

リケを積極的に応援する大人もいました。(その後逮捕されちゃった)

母親はリケの豊かな想像力を一度も否定しませんでした。

リケが前に前に進み続けることができたのは、母親やまわりの大人たちのひそかな承認があったからこそだと思います。

子供は無限の可能性を持っているし、時にはリケのように世界を変えるほどぶっ飛んだアイデアを思いつきます。

もしかすると大人の仕事って、その可能性を潰さないことなのかもしれません。

この映画の大人たちは、世界を変えるような発想はできなくても、鬱屈した毎日を送っていても、陰からリケたちを守り続けていたんです。

大人同士はどうだろう?

私は大人がチャレンジする時、はたして認めてくれる大人はどれだけいるんだろうと思いました。

ここまで「大人は~」「子供は~」って話してきましたが、本当は大人の方が知識も豊富で器用で、子供よりもできることが多くておかしくないと思うんです。

でもそうじゃない。

人は大人になると相手が認められなくなったり、正直な気持ちを表現できなかったり、新しい事に挑戦するのを恐れるようになっていく気がします。

そりゃ、お金とか責任とか色々あるかもしれんけど…

大人になると、子供のころより承認してくれる人が少なくなるのかも。

子供に負けじと、承認する大人、承認される大人になりたいものですっ!

最後に

この映画からここまで感想を絞り出したのって私くらいじゃない…?

ぶっちゃけた話、ただ何も考えずに観ていたなら、さっきも言った「ジャンクフードを食べた気分」になって終わるような気がします。

でも、どんな作品からも、どんな出来事からも、一生役に立つかもしれない何かを得られるものなんですよね。

それはキャラクターが何気なく言った一言かもしれませんし、一瞬見えた景色かもしれません。音楽かもしれませんし、着ている服かもしれません。

何でもいいんです♪

あなたもぜひ色んな作品に触れて、経験値を溜めてってくださいね!

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