ルーシーおばさんが言ってました。”親切な人に世界は優しい”
どうも、ベッケです。
パディントン2観て来ました!めーーっちゃよかったです!
まずは予告をぺたり。
公式サイト→ http://paddington-movie.jp/
前作まだ観てなくても充分に楽しめるけど、見ておくとより彼の優しい性格に魅力を感じると思います。
久しぶりにファミリー映画を映画館へ観に行った気がします。心が洗われるような、自分も誰かに優しくしたくなるような、そんな温かい気分になれました。
「親切な人に世界は優しい」という言葉が本編で2、3回出て来るのですが、まさに今作はこの言葉を形にしたような作品です。
さっそく、あらすじと感想をお話していきますよっと♪
パディントン2の簡単なあらすじ
ロンドンのブラウン一家とともに暮らしている熊のパディントン。
彼は、故郷の森で暮らす育て親、ルーシーおばさんの誕生日にと、ロンドンの名所が描かれた「世界にひとつしかない飛び出す絵本」をプレゼントすることにしました。
ところがその絵本の正体は「宝の地図」!
それを知っている落ちぶれ俳優のフェニックス・ブキャナンは、得意な変装を駆使して店から絵本を盗み出します。そしてその場に居合わせていたパディントンは、濡れ衣を着せられて刑務所行きに…!
街の人々も、ブラウン一家も、親切なパディントンが泥棒をしたなんて信じられません。多くの人々が彼の無実を証明しようと力を合わせます。
そしてパディントンが入れられた、鬱屈して怖~い刑務所も、彼の底抜けに優しい振る舞いに魅了され、いつの間にか明るい笑顔でいっぱいな空間になっていました。
彼の家族や、近所の人々、新たにできた囚人の仲間たちとともに、変装の達人ブキャナンと、絵本の行方を追って戦うことになるのです。
吹き替えの感想
俳優の松坂桃李さんがパディントンの声を当てていますね!
侍戦隊シンケンジャーのレッドの役をされていたそうですね!特撮にハマっているので観るのが楽しみです♪(観たらまた思ったこと書かせてもらおうかな!)
それはさておき、映画のキャラクターはしばしば俳優や芸人が当てられますが、パディントンの桃李さんは適役だと思います。
吹き替えの口調が「~です、~ます」なので、優し気で程よく大人びた、でも若々しさも強くでているあの声がぴったりなんですよね。
絵本の読み聞かせのような、温か~い吹き替えに癒されました。
囚人たちが可愛すぎる
パディントンが入れられた刑務所は、犯罪を犯した強面の大男たちが集まる恐ろしい場所でした。笑顔もなく、娯楽もなく、ご飯もまずい。皆いつも喧嘩腰。パディントンがぷるぷる震えていたのが可哀想でした。
でも、彼はそんな中でも、人には優しいところがあると信じていました。
誰もが恐れる調理人ナックルズに、勇気を振り絞って美味しい料理を作るように説得するシーン…こっちまでハラハラしましたが、パディントンは隠し持っていたマーマレードサンドでナックルズの心を掴みました。
心というか、胃袋というか…笑
いや、でも、心は胃袋にあるのかもしれませんね。
そのあとパディントンとナックルズが作ったマーマレードサンドを頬張る囚人たちの幸せそうな顔ときたら、ほほえましいったらありません。
こっちが食べたくなってきます!!
今まで不味い料理しか作れずに皆に嫌われていたナックルズは、その光景に驚き、パディントンにこのように話しかけます。
「なんか、腹のあたりがムズムズするな…」
それに対してパディントンは、優しい口調でこう答えました。
「それは自尊心というものですよ」
その後つぎつぎと囚人たちが食べたいもののレシピを提案するようになり、刑務所がみるみるうちにスイパラになっていきます( *´艸`)
強面の大男たちが集うスイパラですよ。可愛いかよ。
しかも夜は看守が絵本の読み聞かせっていう。
天国か!?
誰も出所しなくなる!!笑
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ブキャナンが強烈で面白かった
落ちぶれ俳優フェニックス・ブキャナンは、巧みな変装と演技力でロンドンの各地に忍び込み、絵本の謎を解き明かしていきます。
彼が家の屋根裏で悪だくみをしているシーンが強烈なんですよね…笑
騎士、泥棒、シスターなど、いろいろな衣装をまとったマネキンの中で、ブキャナンはまるで大勢でミーティングでもしているかのように1人で何役ぶんも喋りながら計画を練るんです。
ナルシストが行き過ぎて多重人格になっていました。
彼の夢は、絵本に隠された秘密を解き、財宝を手にれてふたたび名誉を取り戻すことでした。そして、再び大勢の観客を招いてワンマンショーをしたかったのだとか。
過去の栄光に囚われると見境も無くなるんですかね。
盗みをしなくても、借金でも作って絵本を買っちゃえばよかったのに。
ドッグフードのCMでごはんを食べる人生に嫌気がさしちゃったんだろうなあ。
結局彼はパディントンたちの活躍によって財宝を得ることもなく、刑務所行きになります。
でも、さすがはファミリー映画…
彼が入れられた刑務所に居る囚人たちは、パディントンのおかげで笑顔を取り戻しており、とても幸せで明るい場所となっていました。
ブキャナンはそこでワンマンショーを行い、囚人たちと幸せな日々を送ることになりました。
優しい世界!!!
「親切な人に世界は優しい」
『パディントン2』が私たちに教えてくれることは、この一言に限ります。
パディントンが町にやってきてから、人々は笑顔に溢れていました。
彼は、人を肯定できる人(くま)なんです。
忘れん坊の人には「鍵は持ちましたか?」と声をかけ、勉強好きのごみ収集の男性には問題を出してあげて、乱暴者のナックルズには料理の自信を持たせてあげました。
また、窓ふきバイトをしている時は、「そんなものに金はやらんぞ!」と意地をはる人に、「でも汚れています。拭いておきますね」と、タダで窓を綺麗にしてあげたり。
綺麗になった窓からは陽の光が差し、窓の向こうにいる女性が手を振ってくれたことで、彼も笑顔を取り戻し、友達ができます。
パディントンの親切な心が、たくさんの人々を救ってあげていたのです。
パディントンは見返りを求めてやっていたわけではありません。
けれど、彼が濡れ衣を着せられて刑務所に行った時も、彼を助けるためにブラウン家が家を出る時も、近所の人々は全力で協力してくれました。
人は優しくされると、人に優しくなれるのです。
その証拠に、パディントンがいない日々は、暗くて寂しく、窮屈そうに描写されていましたね。みんなパディントンの存在にいかに助けられていたか、気づかされるのです。
だからこそ、彼を連れ戻すために力を惜しまなかったのです。
失敗をしたり、ついてない時もあるけれど、いつも周りに親切にしていれば、必ず誰かが助けに来てくれる。
この映画はそういうことを言いたかったんじゃないかなって、私は思います。
最後に
雑談♪
パディントンが窓ふきバイトしてる時、服を脱いで帽子だけ被ってたんですよね。
つい「きゃー!裸ー!」って思ってしまったんですけど、熊だから大丈夫じゃないかとすぐに冷静になりました。
あまりに普通の人間のようにふるまうものだから人間として見ちゃうんですよ 笑
あとマーマレードサンドがすっごい食べたくなります。
お腹を空かせて観ると軽く飯テロです!
DVDが出たらそれこそマーマレードサンドを食べながら観たい映画ですね♪
あと、ちょくちょく流れていた歌も好きでした。
いくつか印象に残ったフレーズを書いておきますね。
生きていくコツを教えてあげよう
小さいことでもマジメにやる
周りの人を愛そう
そうすれば自分もハッピー
誘惑に負けず
喧嘩せず
マジメにコツコツ生きよう
では、今日はこのへんでノシ