本『植物は知性をもっている』第1章の感想。植物偉大すぎ!

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芽

どうもベッケです。

寝たきりの日々が続く中、少しずつ本を読み進めています。

今読んでいるのは『植物は〈知性〉をもっている』という本です。

植物は人間、もしくはそれ以上に多くの感覚をもち、思考と判断、コミュニケーションを取る生き物だということが、この本にはさまざまな実験や研究に基づいて書かれてあります。

非常に興味深く、そして人々の考えを変えるような内容だったので、1章から3章まで感想とざっくりした紹介をさせていただこうかと思います。

今回は1章!よろしくお願いします。

ノアの箱舟と植物

突然ですが、「ノアの箱舟」ってご存知ですか?

旧約聖書の物語です。大洪水が世界を飲み込むと神から告げられたノアが、大きな箱舟を作り、あらゆる生物のつがいを乗せて洪水を逃れるというものです。

この時、あらゆる生き物が雄雌のペアになって箱舟に乗ることになるのです。が、『植物は〈知性〉をもっている』には、ちょっと!植物は仲間外れ!?という感じで書かれていました。

これ、言われるまで私はなーんとも思わなかったんですよね。

たしかに植物も立派な生物だよね…でも連れていかないんだね。

結局植物たちが船に乗ることはなく、全種の陸上動物が箱舟に乗ると、世界は神の宣言通り、大洪水に見舞われます。

しょ、植物―――っ!!!

その後箱舟はおよそ40日間、果てしない海を漂います。

ノアは、自分たちが生きていける陸地はないのかと、繰り返し使いの鳩を飛ばして探させました。

数日後、なんと鳩はオリーブの葉をくわえて帰ってきたのです。

これを見てノアの心に希望が満ち溢れます。

「よし!オリーブの生えた場所へ行こう!そこで再スタートだ!」

このように、小さな葉ひとつで、ノアは世界に陸地が存在することや、ふたたび命溢れる世界を築けることを悟ることができたわけですね。

ちっぽけな植物ひとつが、すべての命の希望となるわけです。

感動的な物語ですが…この本を読んでからは「植物スゲー!!!!」っていう気持ちが強くなりました。盲点だったので猶更。箱舟に乗らずとも、大洪水に見舞われようとも、植物はそれを乗り越えて再び芽を出すことができるんです。そして命の輪の基盤となってくれるんです。

動物たちを従えて大洪水から生き延びたノアもすごいけど、植物たちへのリスペクトは一層大きくなりますね…!

私たちは植物が食物連鎖でもっとも大切な存在だと知っています。

けれど、旧約聖書でもわかる通り、私たちと同じ生き物としてはどうも認識しづらいようです。

それでも植物は常に近くに存在します。そして、不滅の存在のようにも思えます。当たり前のようにただ生きているだけで世界に希望をもたらしてくれるのです。

WALL.Eはノアの箱舟に近い物語

ちょっと余談。

ここまで読んで私が思い浮かべたのは、ピクサーの「WALL.E」というCGアニメーション映画ですね。

地球がゴミだらけになり、生物が住めなくなって700年…取り残されたロボット「ウォーリー」は、ある日小さな緑の芽を見つけます。宇宙船で生活している人々はこれを知ることで、ふるさとの地球で生きる希望を見出すのです。

たった一本の植物ですよ…片手で持てるちっちゃな植物ですよ…

これが母なる地球からの「もう一度やり直しましょう」というメッセージなんですよ…

あらためて植物は最大の希望をもたらす存在なんです。

ここまで考えると神にもっとも近い存在って…本当は人間じゃなくて植物なのでは?とさえ思えます。

喜びと未来を与えてくれるのに、認識しがたい植物…不思議だ。偉大だ…!

この本をしっかり読んで、今後ももっと勉強したいと思いました。

最後に

実は植物について真面目に勉強していこうと思ったきっかけは、自分のオリジナル漫画のテーマにする予定だったからです。確実に漫画を練るための材料にしたいので、勉強したことを忘れないよう、インプットしたものはブログにアウトプットして、自分の血肉にしていきたいと思います。

せっかくだし、何か育ててみるのもいいかもですね。植物を育てるのは一度も経験がないのです。アサガオは学校で育てたような…?よく覚えてない!

では今日はこの辺で!ノシ

『植物は知性を持っている』第二章の感想。植物は動物より優れてる?

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