押切蓮介『ミスミソウ』実写映画化するぞー!原作のあらすじと見所について

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どうもベッケですっ!

漫画家、押切蓮介先生の『ミスミソウ』が来年の春に実写映画化ですね…!

怖いな~~~!もう読んだ方はわかると思うけど、ミスミソウっていじめと復讐をテーマにした超ブラックな物語だし、何よりもグロいんですよ…バイオレンス…!実写のグロにはまだまだ耐性の足りないベッケですが、押切先生の作品大好きだから気合い入れて観に行きます!

追記:観て来ました!!!!感想記事はこちら

映画ミスミソウ、観て参りました…。 残酷描写の豊富な映画を劇場に観に行ったのははじめてでした。 感想を一言で言うと… 最高...

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ミスミソウのあらすじ

主人公の野咲春花は、廃校を目前にしたド田舎の中学校に転校してきます。鬱屈した空気の教室に突然舞い込んできた美しい容姿の春花は、クラスメイトにとって異物でしかなく、彼女はおそろしいいじめを受けることになります。

悪口や無視というレベルではなく、暴力も日常茶飯事。それでも春花は家族に心配かけまいと頑張って学校に通おうとします。

しかし、春花がどんなに耐えてもいじめはエスカレートしていくばかり…ついには家を焼かれ、両親を失い、妹は全身火傷で寝たきりになってしまいます。

自分だけでなく家族との平穏も奪われ、心が壊れた春花。復讐の鬼と化し、自分を傷つけてきたクラスメイトへの復讐に乗り出します。

見所は?

ミスミソウはまじでしんどい映画ですが、押切先生の書く漫画はとても生命に満ちていて、魂に直接打ち込んでくる思いが伝わってきます。

ミスミソウの見所は、以下の4つです。

  • 過激な表現
  • 鬼と化した春花
  • 不安定で繊細な子供
  • 親の愛情

過激な表現

映画でどこまで描くかはわかりませんけどね。とにかくいじめの描写や復讐の描写がグロテスクです。特に押切先生の漫画って、「瞬間」を描くのに長けていると思うのです。

殴られた瞬間、目が泳いだ瞬間、刃物が刺さった瞬間、部位がちぎれた瞬間…などなど…!映画で言うと素早い動きにスローモーションを加える演出のようなものですね。

当時から「まるで映画を観ているような気分だなー」と思いながら読んでいましたが、まさか本当に映画になるとは思いもしませんでした!びっくりです!

ミスミソウにも瞬間を描くコマが数多くあって、それがまあ、痛いんです…!映像になってるのかなー…!なっていたらいいな…観るのつらいやろなー!

ブログに参考画像貼りたいけど我慢します!ご自分の目で確かめて欲しい!

鬼と化した春花

家族を焼き殺され、幸せをことごとく壊された春花。怒りと悲しみを通り越し、声と心を失い、無表情な人形のようになってしまいます。彼女の頭には「復讐」しかなく、いじめっ子たちの命を狙っていきます。

その時の春花の鮮やかな手つき…慈悲の欠片もないんです。まるで作業のよう。

今まで心優しい少女だった春花が物言わぬ殺戮マシーンになってしまう様に、恐怖と儚さを感じてしまいます。やっぱり綺麗なんだよね、春花…

さて、ミスミソウの魅力はバイオレンスと悲劇だけではありません。

不安定で繊細な子供

ベッケはまだ24歳なので、まだ子供たちの事をえらそうに語れる立場ではないと思うのですが…子供の最も不安定な時期って「中学生」の時期だと思うのですよね。

力もついてくるし、考えも大人びて来ます。そして、もう自分は一人前だと思い込み、善悪の境目を知らないうちから行動に移してしまいがちです。反抗期も多くの子が中学生の時期に来ますよね。

ミスミソウの子供たちも、非常に精神的なストレスに苛まれています。不仲な家庭や無くなってしまう母校、娯楽のない退屈な田舎…欲求不満が溜まりに溜まり、ついにいじめへと発展してしまったのです。

いじめている子たちの複雑な事情も描かれているのがミスミソウの興味深いところですね。当然、彼らの行いに同情の余地はないのですが…。それでももどかしい部分です。

親の愛情

春花は愛される家庭で育っていましたが、いじめっ子たちの多くは家庭に対してかなりの不満を抱えていました。先ほども述べた通り、家庭のストレスが他人へと向いてしまっていたわけです。

悲惨なことに、そんな子供たちも最後は親の愛情を求めながら死んでいくんです。春花から両親を奪っておきながら、いざ自分が死ぬ時は愛に飢えていた事に気づいてしまうのです。

これほど悲しい事ってありますか。私は子供を持った経験すらありませんが、それでも、子供が不安や怒りで悶えている現実はわかります。子供時代は誰だって経験していますからね。

ミスミソウのいじめっ子たちは、そういった欲求不満をぶつける場所がなくて、春花というサンドバッグに八つ当たりしたのです。春花の美しさと幸福に勝手に嫉妬し、勝手にそれを壊したのです。それが間違っているとしても、大人たちは見て見ぬふり。止める人はどこにもいなかった。春花が復讐を始めて生徒が死んで、やっと事の重大さに気づくのです。

そういえば見て見ぬふりの代表は、春花たちの担任でした。彼女も中学の頃はいじめの被害者でしたが、だからといって春花を助けるような事は絶対にしませんでした。というか先生と呼べるような存在でもなかったような…エゴの塊だったなぁ。とにかく可哀想。どうしようもなかったですわ。

こんなところでしょうか。押切先生の描く作品は暴力的で激しいですが、それだけじゃないんです。繊細な人の心をダイナミックに再現しているんです。いつもはオカルト系のホラー漫画を描いているイメージでしたが、生身の人間の憎しみを描くのも上手なんだなーと改めて感心しました。

ちなみに私がミスミソウを読んだのは中学生の時期でした。だから他人事じゃねえぞ…、とびびっていたのを覚えています。

どうでしょう、2018年の春、ミスミソウの実写映画、観に行かれては?

その前に漫画を読むのもいいかもしれません。……とはいえ、グロテスクな表現にトラウマになるかもしれませんので、無理はしないでくださいね!私もびくびくしながら観に行きます…!

私は押切先生の作品が評価されたことが嬉しいんだー!

きっとこの映画は賛否両論の嵐になるだろうなーとは思いますが、それも含めてミスミソウの魅力を味わいたいと思っています。

ではこのへんでノシ

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