「継続は力なり」
なんて言葉がありますが、「継続=努力=面倒くさい」って思っちゃうこと無いですか。
筆者はつい最近までそう思っている人間でした。今もよく思う///
努力ってつらいイメージがありますし、実際につらいですよね。
筆者は今でこそ「努力」にポジティブなイメージを持っていますが、それは自分の条件にあっているものにだけです。
その条件というものを今回お話したいと思っています。
人間が継続(努力?)できるものには条件があると思ってるのです。
☆興味がある
☆納得できる
☆やらされ感がないこの3つを満たせてるものは継続しやすいなーて、今までの自分を観察してて感じます🎨
人によって何が条件を満たせてるかは違うと思うので、ためしに照らし合わせてみてほし♡
— 福良ベッケ🌷創作漫画 (@brog_bekke) 2019年6月21日
【努力の条件】
☆興味がある
☆納得できる
☆やらされ感がない
この3つが筆者の中で「頑張ってもよさそう」と思えるものの条件です。
あなたはどう感じますか?
他にも条件がある人もいれば、この条件は要らないって場合もあるかもですね。
当記事では、上の3つをもう少し深く説明していきます。
目次
努力の条件1:興味がある
まず、好きなもの、気になるものなら人は頑張れますよね。
めちゃくちゃ好きでたまらないものだと、そもそも努力してる自覚すらなかったり。
筆者はweb漫画を描いていますが、正直、とても大変です。それでもつい時間をかけて描いてしまうのは、単純に物語を描くことが好きだからだと思います。
地道な作業でも、毎日のように継続して行えるわけです。
ところが、おなじ地道な作業でも、好きじゃないことになると途端にやる気を失います。
筆者なら、彫刻とかデッサンとかでしょうか。
見るのは好きですが、自分が実践することについては興味がないです。
これらを毎日やることになったら、漫画ほど勢が出ないと思います。
これは仕事も同じです。嫌いなことは続けられません。
また自分の話になりますが、筆者は接客と電話対応が大嫌いでした。
怖いし難しいしで、脳がシャットアウトして相手の言葉が日本語に聞こえなくなるレベル。
一気に精神を病んで大変な思いをしました。
怖くて嫌いなものは、努力でどうにかする前に精神が壊れます。
これを読んでくださってるあなたにも、どうしても好きになれないジャンル、怖くてやりたくないことってあると思うんです。
とはいえ、人によっては彫刻、デッサン、接客や電話対応が好きでたまらない場合もあるわけです。
そういう人は、私が漫画に向き合う時のように、ちょっとくらい大変でも積極的に続けられるんだと思います。
努力の条件2:納得できる
これは、続ける価値を理解しているかどうかです。
納得できないものは絶対に頑張れません。
例を挙げてみるとこんな感じ↓
納得できないこと
- 見合った報酬がもらえない
- 頑張っても自分の人生には関係ない
- 学べることがない
- 自分の時間、居場所が無い
- 倫理的、論理的に間違っている
- 他に優先すべきことがある
こういったものを頑張れるはずがないですよね。
意識では「頑張らなきゃ!」と思っても、身体がエネルギーをもったいぶってしまい、なかなか力が出せません。
私たちは動物ですから、自分が得しないことに本気は出せないのです。
出したとしても、長く続けられないし、続ければ続けるほど心身が参っていきます。
逆に、納得できるものは続けてもいいかなーって感じるでしょう。
「今はお金にならなくても、将来はこのスキルで食べていける」
とか
「別に楽しい仕事ではないが、報酬が見合っている」
とかですかね。
今もし「努力したい」「継続したい」って思うものがあるなら、納得できる部分があるんだと思います。
逆に、頑張りたいのに上手くいかないものがあるのなら、上で述べたように、どこか納得できないところがあるのでしょう。
その場合は、自分なりに落としどころを見つけるか、無理せずテキトーに済ませてしまっていいのかもしれません。
スポンサーリンク
努力の条件3:やらされ感がない
「やらされ感」とは、「誰かにコントロールされている」「自分で決められない」という感覚ですね。
人間が努力できるのは「これは私が決めたことだ」と思っているもの。
自己決定感のあるものです。
子供が親に「宿題をしなさい」「もっと勉強しなさい」と言われて、嬉しそうに「ハイ!」って言う子はなかなかいませんよね。
残念ながら宿題は嫌われ者です。
なぜなら、大人にやらされているから。
もし、喜んで宿題に取り組める子供がいたとすれば、おそらくこの「やらされ感」を感じていないのだと思います。
他人に言われたから ×
自分がやると決めたから 〇
この感覚があると、努力や継続がだいぶ楽になります。
条件を満たしていないものは努力しなくていいと思う
3つの条件を述べてきましたが、もうお気づきではないでしょうか。
3つとも自分の思い込みでしかないんですよね。
だから、いわゆるマインドセットを変えるだけで努力と継続は可能なんです。
- 興味がないなら、興味を持てばいい。
- 納得できないなら、自分なりに落としどころを探せばいい。
- やらされ感があるなら、自分で決めたことにすればいい。
でも、それができないから大変なんです!
もちろん、自分の意識をコントロールするスキルって大事なんですが、1日や2日でできるものじゃないし、そもそもしなくていいこともあるでしょう。
だからはっきり言っちゃいます。
合わないものは努力しなくていいと思う
- 興味がないものは頑張らなくていい。
- 納得できないものに力を注がなくていい。
- やらされ感があるならテキトーに終わらせていい。
可能なら辞めちゃえ、とも思いますね。
でも仕事によってはそうもいかない場面もあるでしょうから、とにかく誰に何を言われようとテキトーでいいと思います。
10あるうちの4や5くらいの力で充分です。
努力していいものは人によって違うのですから、どんなにまわりが当たり前に頑張っていたとしても、好きじゃないものやしっくりこないものは頑張らなくていいです。
筆者みたいに病気になってしまっては大変なのです。
じつは条件を満たしていてもキツイ
しかし、ちょっと悲しいおしらせがあります。
3つの条件に合うものがあったとしても、継続するのがしんどいのは同じなんです。
このしんどさは、自分の脳が慣れていない時期…つまり「習慣化」ができていない時期は特につよく感じるようです。
継続=習慣
継続とはつまり、習慣です。
「継続=努力」という感じでここまで話してきましたが、じつは一定期間やり通すと、いずれ「継続=習慣」に変化します。
習慣になると楽なんです。
ご飯を食べたり寝たり起きたりするのと同じ感覚になるわけですから。
脳科学の話になるのですが、人がひとつの行動を長くくりかえしていると、脳神経が鍛えられ、脳は高速道路のように効率的な回路を作り上げてくれるんだそうです。
習慣の正体ですね。
脳の高速道路ができてしまえば、エネルギーが無駄に消費されなくなって、継続することが少しずつ楽になっていきます。
それさえできればこっちのものです。
重要なのは、何を習慣にするか選ぶことだと思います。
何かひとつのことを習慣にするまではおよそ2か月、ものによっては半年以上かかるそうなので、どうせするなら自分にとって大切なことを習慣にしましょうね。
習慣にするまではどうしても努力が必要になりますから…!
スポンサーリンク
習慣は人生を変える
習慣は人生を変えます。
- 筋トレを続ければ体が変化します。
- 数学の問題を解き続ければ数学の成績が上がります。
- 本を読み続ければ知識が増えます。
- 否定し続ければ人に嫌われます。
- 悲しみ続ければ鬱病になります。
- おだやかで居続ければ人に信頼されます。
とても単純な話ですよね。
人の人生の質を決めているものは、生まれ持った才能や気質より、日ごろの行動や思考の習慣、クセのようなものが大きいと思います。
そして、それは努力と継続で改善することができます。
習慣の変え方
でも、どうやって習慣を変えられるのでしょうか。
例としては、
- すでにある習慣にくっつける(歯磨きや食事など)
- 誰かに宣言する
- 誰かと一緒にやる
というのがあるみたいです。
他にもあるかもしれないですが、私は宣言して応援してもらうのがいちばん効果がありました。
家族でも友人でもいいのですが、できるだけ「いいね、きっとできるよ!」と無責任に言ってくれる人や、すでに挑戦している人に宣言した方がよさそうです!後者は応援だけでなく、アドバイスをくれることもありますよ!
最後に:あらゆることを条件に当てはめてみてください
筆者も、これから頑張ってみたいことが山ほどあります。
ブログ記事や漫画創作もそうなんですが、ギターの練習とか、読書とか、ライティングの研究とか、仕事の報酬をいただくこととか。
プログラミングもちょっとやってみたいですね…
まだまだ慣れていないことだらけです。
何をするにしても、やるべきかやらないべきか迷う時もありますよね。
そういう時は、ためしにこの記事で述べた3つの条件に当てはめてみてください。
あくまでも筆者が考える基準なので、これは違うぞ!って思ったら自分なりにアレンジするのもいいかもしれませんね。