作りとかアクションとかは大したことないし、かっこいいCGもない。
なのにすごく面白かったです。
途中までは「こんな感じか、なるほどー」って軽いノリで見てたのに、エンドロールの時にはぼろぼろ涙を流してる自分がいた。
そんな『タイムライン』のあらすじと感想をお話します。
あらすじ(ネタバレなし)
【超ざっくりしたあらすじ】
出来立てほやほやタイムマシンを使ったらクリスのお父さんが600年前のフランスに飛ばされ、戻れなくなった。息子のクリスとその仲間たちが助けに行きます。
それで行ってみたらフランスはめっちゃイギリスと戦争してて、追いかけられるわスパイと思われるわ矢が降ってくるわ…やばい、はやく親父見つけて帰らないと死ぬぞー!
というお話。
一応、youtubeで見つけたあらすじの引用も貼っておきますね!↓
フランス南西部の修道院跡で行われている発掘プロジェクト。そこで14世紀の地層から現代の製品と思われる眼鏡のレンズと”Help me”と書かれたメモが出土する。レンズの度数は、プロジェクトの責任者・ジョンストン教授のものと一致した。教授の息子のクリス(ポール・ウォーカー)ら発掘チームの面々は、プロジェクトのスポンサーであるハイテク企業・ITCを訪れ、驚愕の事実を知らされる。教授は、ITCが開発した時空間転送装置”3Dファックスマシン”で14世紀のフランスに旅立ち、消息を絶ってしまったというのだ!
youtubeから引用(https://youtu.be/zs3FNOTQCms)
圧倒的主人公のマレク。イケメンすぎ。
※以降ネタバレあります。ご注意。
主人公はおそらく教授の息子のクリスなんですが、助手のマレクの方が圧倒的に主人公感ありましたね。
目の前の人を守るために無茶をするところが完全に…
そりゃレディ・クレアも惚れるわ。
本来の歴史では死ぬはずだった彼女を助け、その時代に残ることを決意するシーンでめちゃくちゃ泣いてしまいました。
イギリス兵に耳を切り落とされた瞬間、現代で見つけた石棺の像が自分だと悟るところでぶわっと…
そこで伏線が回収されるの!?!?
という驚愕の思いと、
あ、ということは彼は一緒に帰らないのか…
という寂しさでいっぱいになりました。
クリスたちが600年後の現代に戻った後に遺跡の石棺を見に行くと、碑文にはっきりと「アンドレ・マレク」と書かれていて、彼がクレアとともに素晴らしい生涯を送ったことと、クリスたちへのメッセージが残されていて、そこでまたぶわぁぁっと……
クリスがかすむイケメンっぷりでしょ、マレクさんよ…
記事書いてるだけで思い出し涙が……
最後に:派手じゃない秀逸なSF映画
とにかく伏線の回収が上手い映画だと思いました。
派手なアクションもCGも無いし、表面的なクオリティはそんなに高くないです。
といっても2003年の映画なので充分か?わかんない///
でもとにかく、何と言っても話が面白いんですよ!
熱いんですよ!
昨日まで一緒にいたはずの父のメモが、突然600年前の遺跡で見つかるというのがまずわくわくしますよね。
タイムトラベル系のロマンある事件ですな。
登場人物たちにもひとりひとり物語があって(ダントツにマレクが輝いていた)、うまく本編に繋がってて、終盤はハラハラしっぱなし。
みんな頑張れ~!死ぬな~!って叫ぶ勢いでした。
王道のタイムトラベルSFが見たい人にはぜひおすすめしたいですね。