こんなに泣いたの久しぶり…
ベッケです。
ピクサー作品『リメンバー・ミー』を観て来ました。
リメンバーミーの意味は「私を忘れないで」。
そのタイトル通り、大切な事や愛する人を忘れず語り継ぐ事の大切さについて描いた映画です。
陽気で明るい雰囲気やいきいきした歌と音楽も最高ですが、何よりも物語が良すぎて…映画館でぐしょぐしょになるほど泣きました。
何回観ても泣けるし、年を取るにつれて泣くポイントが変わりそうな映画って感じです。
一生かけて定期的に観たい…
というわけで、今回はこの映画の見所や豆知識をネタバレしない程度にご紹介しますよー♪
目次
吹き替えのクオリティ良かった！
主人公ミゲルの声をしたのは、石橋陽彩くん。13歳なのでミゲルと同じくらいですね。歌が上手で聞き惚れました！
声変わり前の男の子の声って独特で透き通ってて心地いいですよねー！
ヘクターの声は藤木直人さん！ヘクターのキャラにマッチしてたし、彼の歌も良かった！
↓二人が一緒に歌うシーンが配信されていました♪
メキシコの魅力が伝わってくるのは、制作陣のリサーチがあってこそ！
映画の舞台であるメキシコの特色をこれでもかってくらい表現しているのがわかります。
メキシコをよく知らない私でも「メキシコのことよく調べたんやなー」って思ってしまうレベルです。
見終わった後、即効でパンフレットを買いました。
なんと、この作品のスタッフさんたちは、メキシコで文化や芸術、人々の暮らしを３年もかけてリサーチしていたそうです！
３年ですよ…
３年かけてのあの作品ですから、相当好きになったんだろうなって思います。愛が込められまくってる…
魂のガイド、アレブリヘ
死者の国には、とても色鮮やかな動物たちが出てきます。
動物と言うより、キメラみたいな雰囲気です。巨大なネコ科動物に角や翼がついているような生き物ですね。
彼らは、「アレブリヘ」と呼ばれるメキシコの民芸品がもとになっています。
木を彫って動物や竜などの形を作り、青や黄緑、黄色や赤など、ものすごく派手に色をつけるんです。
彼らは魂を導くガイドの役割を果たしています。
ミゲルの友達犬、ダンテについて
毛が生えていなくて、とても間抜けな野良犬、ダンテ。
彼はミゲルのギターの大ファンで、とても仲良しのお友達です。
「野良だし、病気で毛がはげちゃっているのかな？」と思い込んでいましたが、彼はメキシカン・ヘアレス・ドッグというれっきとした犬種でした。
すまないダンテ…！
メキシカン・ヘアレス・ドッグは、ショロ犬とも呼ばれていて、昔のメキシコ人は一家に一匹は飼っていたと言われるほどの大人気の犬種みたいです。
彼らは縁起のいい犬で、「亡くなった人をあの世へ導いてくれる」と言われています。
リメンバー・ミー本編でもダンテは大活躍します！
めっちゃおバカだけど良い子で可愛いです！
特にべろんべろんに伸びた舌が面白くて見飽きない笑
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オレンジの花は「マリーゴールド」
ポスターにも描かれていますが、オレンジ色の橋が印象的ですよね。
これはマリーゴールドという花の花びらです。
これは色も香りも強く、死者が道に迷わずに道を示す役割を持っているそうです。
オレンジ色のマリーゴールドが敷き詰められた地面や祭壇を見ていると、悲しい気持ちを癒し、元気すら与えてくれるような気分になります。
とにかく華やかなんですね、メキシコの死者の日って。
ギターを奏でる手について
ベッケはギターを習っていたのでわかったのですが、ミゲルのギターを弾く指の動きがガチすぎてびっくり仰天したんですよね…
わりとごまかしがきくところなのに一切妥協しないピクサーに脱帽した瞬間でした。
パンフレットによると、実際にギターを弾いているところにカメラを付けて録画し、細かい部分までしっかり再現したらしいです。
もうフェチなんじゃないかってくらい綺麗に再現されていて大興奮しました。
演奏の指だけじゃなくて、ギターを持つ時の音もそのまんまで、聞き慣れた音だからこそ感動してしまいました。
あと魂込めて弾くミゲルの表情ね！！
プロのギタリストそういう顔する～～～～！！！って思いながら見てました。
細部にまで愛が行き届くピクサー作品…大好きです…
歌の映像も貼っておくー！
ギター弾くミゲル君の表情もちょっと映ります♡
最後に
いかがでしたか？
リメンバー・ミー今年の個人的映画ランキングのトップに躍り出てきています。
今年はまだ半分も来ていないのに…こんなに素晴らしい映画に出会えるなんて…
あ、ちなみに同時上映のアナ雪も良かったですよ！オラフ可愛かった！うるっとした！
ちょ～～っと尺が長すぎる印象もうけましたが…ｗｗｗ