ヴァレリアン観て参りました~!
綺麗すぎて最後まで見飽きない映画でした。
映画の予告って、見せ場のほとんどを見せてしまうイメージがあるので、ヴァレリアンもこの予告以上のすごいシーンって無いんじゃないのー?とか思っていたのですが…
とんでもなかったです。
最初から最後までずーーーーっと驚きの連続。
インスピレーションが刺激され続ける2時間半でした…
↓ながめの予告はこちら
あらすじ
舞台は28世紀の大宇宙。
宇宙に存在する幾千もの種族と共存している未来世界です。
主人公はナルシストでイキリ兄ちゃんヴァレリアンと、生真面目で仕事人間なローレリーヌ。二人は宇宙をパトロールする捜査官です。
二人は任務で巨大市場に潜入し、悪党から凄まじいパワーを秘めた真珠と、どんなものでも複製できる生き物『変換器』を回収します。
しかし、その任務には陰謀が隠されており、データには載っていない謎の種族による急襲を受けます。
ヴァレリアンは彼らを追い、真珠と『変換器』の秘密を探る…
という物語です!
王道っちゃ王道ですが、舞台の設定や、多彩な宇宙人たちの独特な文化などがたくさん入り混じっていて想像力が駆り立てられます。
混沌とした美しい映像
ものすーーーーーーごくゴチャゴチャしていました!
原作は漫画みたいですね。
パール人の雰囲気を見て「アバター」という映画を思い出しましたが、監督さんも触れていますね!ちょっとにやにやしちゃう。
監督の思いと夢が具現化したような作品でした。
まるでテーマパークのアトラクションです。
もちろん、ストーリーだけを見ると「このシーンいる?」って思うものも多々あります。
でも敢えて言います。
いる!!楽しいからいる!!
だって全宇宙が凝縮された映画なのに、本編ばかり進める方がもったいないですよ!
私はむしろこのノリであと2作くらい作ってほしいです。
もっと色んな世界を見せてほしい~!
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印象的なシーン3つ
私が個人的に鳥肌ぶわぁなったシーンを3つ紹介させてください。
巨大市場のシーン
一見、砂漠にしか見えない場所です。
しかし、VRのようなメガネをしてゲートをくぐると、遠い星にいる様々な店が現れるのです。
つまり、次元を超えて買い物をする場所、といったところでしょうか。
購入したものはゲートを出る際に転送マシンで送られます。
テレポートみたいなやつですよね。ロマンですね。
どんな通貨なんだろう…
ヴァレリアンが敵を追いかけるシーン
敵を追って最短ルートを行くため、壁をつきやぶりまくって「千の惑星の都」を駆け抜けます。
宇宙人たちの独特な生活風景が次々に映し出され、見てるこっちは感動で息もできないほどです。映像技術やアイデア、デザインにひたすらびっくりですよ…。
『ヴァレリアン』はこの手の感動が最後の最後まで続くからまた素晴らしいです。マンネリしないのです。
バブルの変幻自在ポールダンス
映像があります!(けどできれば劇場で観て!)
これがもう最高すぎました。エロいの一言で済みませんて。
バブルは変身能力のある不定形のエイリアンで、この地では不法移民的な扱い。居場所がなく、風俗嬢として生活しています。
多彩な変身でお客さんを魅了しているわけですね。
それにしてもこのパフォーマンス、何度見ても鳥肌もんです…エロかっこいいってこの事ですよね。
最後に
いかがでしたか?
地元での上映があっという間に終わってしまって(評判よくないのかな…?)と心配になりながら観に行きましたが、最後まで見飽きる事のない美しくもド派手な映画だったと思います。
ヴァレリアンとローレリーヌがあまりに若く、中学生くらいにしか見えないので、銀河のエージェントというのに少し違和感、何度も彼女に求婚するのにまた違和感って感じ。
とはいえ、舞台が未来ですからね!
きっとよくあることなんだろうと無理やり納得しておきました。
それよりも宇宙的なロマンがかつてないほど詰め込まれていますので、ぜひ観ていただきたい映画ですね!